令和3年度の決算、並びに議案を審議する京都市会9月決算議会は、11月2日に最終の本会議を開会し、議案の処理を行いました。決算については、一般会計、公営企業会計、特別会計他17議案すべて認定されました。私は公明党議員団を代表し、賛成討論を行いました。
令和3年度決算では公債償還基金(市債を返済するための貯金)の枯渇の回避という危機的状況は回避できたものの、未だ公債償還基金からの借り入れが505億円あること。その上、令和3年度、4年度とも収入よりも支出が上回っており、未だ公債償還基金を取り崩して予算を組んでいる事実があります。財政の健全化と市民生活を守るための取組みを車の両輪としてバランスを取りながら、「必要な人に必要な支援」が届くよう、これからも取り組んで参ります。